インフルエンザ予防内服薬のタミフルの効果や副作用は?

冬になるとインフルエンザが流行する季節ですが、「受験生だからインフルエンザに感染したくない」「家族がインフルエンザに感染したけれど仕事があるから感染する訳にはいかない」という方もいるでしょう。

インフルエンザに感染したくないという場合におすすめなのが、インフルエンザ予防内服薬です。

インフルエンザ予防内服薬であれば、予防注射が苦手な方や仕事が忙しい方もインフルエンザの感染予防をしやすいです。インフルエンザ予防内服薬のなかでも、タミフルという薬を耳にしたことがある方もいるでしょう。

本記事では、インフルエンザの予防投与であるタミフルの効果や副作用、注意点などについて解説します。今後、タミフルの服用をご検討している方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

目次

インフルエンザの予防投与「タミフル」とは?

タミフルは、オセルタミビルリン酸塩と呼ばれる成分が配合されており、インフルエンザA型とB型に有効な予防内服薬です。

インフルエンザに感染した際の治療薬と予防薬としても使用でき、カプセル錠とドライシロップから選択できます。

タミフルの効果

インフルエンザウイルスは、体の細胞内に侵入するとどんどん増殖していきます。

タミフルは、インフルエンザウイルスが細胞の外に拡散する際に必要な酵素やノイラミニダーゼの働きを阻止して増殖を防ぎます。

しかし、インフルエンザウイルスが増殖してから服用しても、タミフルの効果は発揮されないため要注意です。

また、インフルエンザに感染してからタミフルを服用すると、熱を1日〜2日程度短縮できます。

タミフルの服用方法

タミフルを予防薬として服用する際は、成人または体重37.5kg以上の子どもは、1日1回1錠を7〜10日間服用します。

37.5kg未満の子どもが服用する際は、体重1kgあたり2mgを1日1回、10日間程度服用します。

一方、感染治療でタミフルを服用する際は、成人は1日2回を5日間服用してください。

新生児・乳児は体重1kgあたり3mg、幼児・小児は体重1kgあたり2mgを1日5回の5日間服用すると効果的です。

また、服用方法は、処方された病院の医師に事前に説明を受けると安心です。

タミフルの費用

タミフルの費用は、2,500〜4,000円程度で購入できます。

しかし、クリニックにより費用は大きく異なるため要注意です。

また、インフルエンザウイルスA型・B型の感染治療目的の場合は、保険適応となりますが、予防目的の場合は保険適応外です。

タミフルの副作用

タミフルを服用した際に見られる副作用は以下のとおりです。

  • 胃腸症状
  • 食欲の低下
  • 眠気や不眠
  • 口内炎
  • 倦怠感

また、タミフルを服用すると、稀に重大な副作用が現れる恐れがあります。

  • アナフィラキシー
  • 肺炎
  • 肝機能障害
  • 腎機能障害
  • 精神症状

タミフルを服用してから24時間は副作用が出る恐れがあるため、1人にさせないことが重要です。

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タミフルと異常行動の関係性

タミフルを服用すると、異常行動がでると聞いたことある方もいるでしょう。

しかし、タミフルを服用すると本当に異常行動が出るようになるのでしょうか。

以下では、タミフルと異常行動の関係性について解説します。

タミフルと異常行動の因果関係は明確でない

タミフルよる異常行動は因果関係は明確にされていません。しかし、医薬関係者に注意喚起をしていることから、異常行動が認められた場合は投与を中止して、観察と適切な処置が必要です。

実際に過去には、タミフルを服用して中学生が療養中に自宅のマンションから転落死してしまう事件が起こりました。

そのため、インフルエンザと診断されて治療が開始された後は、タミフルの処方の有無を問わず、異常行動が出る恐れがあります。

万が一、異常行動が出た場合は、少なくとも2日間は感染者を一人にしないように気をつけましょう。

タミフルは1歳未満から10代の子どもも気をつけるべき

タミフルは、過去には処方制限されてましたが、2024年現在では処方を制限されていません。

上記で述べたとおり、10歳以上の未成年において因果関係は不明ですが、異常行動がある例が報告されているため、タミフルの服用は気をつけなければいけません。

万が一の場合にも備えて、異常行動が出る恐れがあることと、自宅で療養する際は少なくとも2日間は目を離さないよう配慮することが大切です。

また、タミフルを服用してから様子がおかしいと感じたら、すぐに投与を中止して医師に相談しましょう。

タミフル以外のインフルエンザ予防投与

インフルエンザ予防薬は、タミフル以外にも種類があります。

自分に合った予防薬を使用するためにも、タミフル以外の服用方法や効果について理解しておくといいでしょう。

以下では、タミフル以外のインフルエンザ予防投与について解説します。

イナビル

イナビルは、ラニナミビルという成分を含む吸入薬で、A型とB型インフルエンザに効果的です。タミフルと同じように、インフルエンザウイルスが体内で増殖することを防ぎます。

予防投与の場合、10歳未満の方は1容器を1回に吸入、また10歳以上の方は1容器を1回か2回に分けて吸入すると効果を得られます。

イナビルの副作用は、下痢や腹痛、息苦しさなどです。万が一、副作用を感じたら投与を中止して、処方してもらった病院で相談しましょう。

また、イナビルは湿気から守るためにアルミ包装に入れて処方されます。吸入する前までは、包装を開けないよう注意してください。

リレンザ

リレンザは、ザナミビルという成分が含まれており、A型とB型インフルエンザに有効な吸入薬です。体内のインフルエンザウイルスの増殖を抑える効果があります。

予防投与として利用する際は、専用の容器で1日1回を10日間吸入してください。

リレンザでよく見られる副作用は、発疹・下痢・吐き気などです。

また、予防投与は基本的にインフルエンザ感染者と濃厚接触してから48時間以内に開始しますが、リレンザの場合は36時間以内に始めなければ効果は得られないため要注意です。

ゾフルーザ

ゾフルーザは、バロキサビルという成分が含まれたA型とB型インフルエンザに有効の内服薬です。ゾフルーザは、インフルエンザウイルスの細胞内での増殖を防ぎます。

ゾフルーザは、錠剤と顆粒の2種類あり、体重や年齢に合わせて服用する量に違いがあります。また、ほかの予防薬とは異なり、服用回数は1回のみであることが特徴です。

ゾフルーザの副作用は、下痢や吐き気、出血などがみられます。万が一副作用が出た場合は、処方された病院で相談しましょう。

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タミフルを服用する際の注意点

タミフルは、インフルエンザウイルスが体内で増殖するのを防ぎ、熱を改善させる内服薬です。

しかし、腎臓の働きが悪い人は、薬の排泄が遅れてしまい、血中濃度が上昇して副作用が強まってしまう恐れがあります。

そのため、腎機能に合わせて減量する、または服用量や服用間隔に配慮しなければいけません。

高齢の方や基礎疾患がある方は、医師と相談した上で服用するようにしましょう。

インフルエンザ予防薬のタミフルに関するよくある質問

インフルエンザ予防薬のタミフルに関して、「利用するのにまだ不安がある」「タミフルを利用したいけど副作用が心配」という方もいるでしょう。

そこで、インフルエンザ予防薬のタミフルに関するよくある質問をまとめました。

ここからは、それぞれの質問について解説します。

インフルエンザ予防薬のタミフルを飲まないと治らない?

インフルエンザの感染は、健康な人の場合必ずタミフルを服用しなくても、1週間程度で自然に治ります。

しかし、タミフルを利用すると、発熱期間を1〜2日程度短縮可能です。

タミフルを服用するとしないでは、大きく異なるため医師に相談したうえで処方してもらいましょう。

インフルエンザ予防薬のタミフルは市販でも購入できる?

タミフルは市販で購入できません。

タミフルは医師の処方箋が義務付けられているため、市販の薬のように薬局などで購入できません。

タミフルを購入する際は、病院に行って検査を行い、相談した上で医師に処方してもらいましょう。

また、病院へ行く時間がない方やどうしてもタミフルを購入したい方は、個人輸入するかオンラインクリニックで処方してもらうと良いでしょう。

インフルエンザ予防薬のタミフルは感染者と接触してから何時間で飲まないといけない?

タミフルは、インフルエンザ感染者と濃厚接触してから48時間以内に服用しなければいけません。

48時間をすぎると効果が発揮されないことがあるため、要注意した上で服用しましょう。

インフルエンザ予防薬のタミフルを飲まないとどうなる?

インフルエンザ予防薬のタミフルを飲まないと、予防できずインフルエンザウイルスに感染する恐れがあります。

また、感染してからの場合は、タミフルを飲まなくても1週間程度で熱は治まります。

しかし、インフルエンザ感染者と濃厚接触した場合にタミフルを服用すれば、インフルエンザ感染を防ぐことができるでしょう。

どうしてもインフルエンザにかかりたくないという方は、インフルエンザ予防薬のタミフルを服用しましょう。

まとめ

本記事では、インフルエンザ予防薬のタミフルについて解説しました。

インフルエンザ予防内服薬のタミフルは、体内に侵入したインフルエンザウイルスの増殖を防ぐ効果があります。インフルエンザに感染した人と接触してから48時間以内に服用すれば、効果が発揮されて結果的にインフルエンザを予防可能です。

しかし、タミフルとの因果関係は明らかにされていませんが、10代の方は稀に異常行動が現れる恐れがあります。

そのため、お子様にタミフルを服用させる場合は、少なくとも2日間は目を離さないように配慮してあげましょう。

また、腎機能障害があるという方もタミフルを服用する際は、注意が必要です。タミフルを服用する際は医師に相談して指示を受けたうえで、指示どおりに服用しましょう。

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