「性病検査を受けたいけれど、女性はどこで受けられるの?」「性病検査が受けられるおすすめのクリニックはどこ?」とお悩みの方もいるでしょう。
性感染症は性行為により感染して、ときには症状が現れない場合があります。感染に気づかずに性行為を繰り返すと、感染が拡大して症状も悪化してしまうでしょう。
本記事では、女性の性病検査を受けられる場所や受けた方がいい理由、検査方法などについて解説します。
また、最後には性病検査を受けられるおすすめのクリニックについても紹介しているため、今後性病検査を受けようと考えている方はぜひ最後までご覧ください。
女性の性病検査はどこで受けられる?
そもそも、女性の性病検査をどこで受けるかわからないという方もいるでしょう。
性病検査を受けられる場所は、主に病院や保健所です。
以下では、性病検査が受けられる病院と保健所の違いについて解説します。
病院
病院での性病検査は主に有料ですが、性病検査の種類が豊富でヘルペスやマイコプラズマ、ウレアプラズマ、HPVなどマイナーな性病の検査も可能です。
また、受診する時間を患者様のご都合の合う時間で予約ができるため、仕事でなかなか受診する時間がないとお困りの方も検査を受けやすいでしょう。
さらに、病院で性病検査をした場合、万が一陽性結果が出たらそのまま治療を受けられます。検査から治療まで一貫して治療を受けたいとお考えの方には、病院での性病検査がおすすめです。
近年では、オンライン診療で性病検査が受けられるため、自宅にいながら石による診察を受けて検査を受けられます。そのため、そもそも病院に行く時間がないという方にも向いているでしょう。
しかし、病院での性病検査は、利用機関により匿名で受けられない場合があります。匿名で性病検査を受けたい方は、事前にクリニックのホームページで確認しておきましょう。
保健所
保健所での性病検査は基本的に無料で受けられ、匿名で検査可能です。そのため、性病検査を誰にも知られたくないという方に向いているでしょう。
しかし、保健所では通常、HIV、クラミジア、淋菌、梅毒など、4種類の検査のみが実施されていることが多く、病院と比べると検査可能な性病の種類が少ない傾向にあります。
また、保健所では検査を受けられる日が限られており、都合の良い日に通えません。さらに、検査の日程だけでなく1日に検査を受けられる人数も決まっている場合があるため、すぐに性病検査を受けたいとお考えの方には向いていません。
万が一、陽性結果が出ても保健所では治療を受けられないため、新たに医療機関を受診しなければいけません。
そのため、性病検査をできるだけ費用を抑えて受けたいとお考えの方に保健所が向いています。
女性の性病検査は何科で行われている?
性病検査を病院で受けたいと思っていても、何科に受診すればいいかわからない方も多くいるでしょう。
女性の性病検査は主に性感染症内科と婦人科・皮膚科・耳鼻咽喉科で実施されています。
以下では、各医療機関の特徴について解説します。
性感染症内科
性感染症内科は、全性病の検査と治療に対応している医療機関です。
クラミジアや淋病、梅毒、HIVなどだけでなく、マイコプラズマ、ウレアプラズマ、トリコモナスなど、豊富な性病の検査が受けられるため、自分が患っている性病の種類がわからない方にも向いています。
しかし、性感染症内科は保険診療でなく、自由診療の場合が多いため事前に確認しておきましょう。
婦人科・皮膚科・耳鼻咽喉科
女性が性病検査を受ける場合は、婦人科・皮膚科・耳鼻咽喉科から自分に症状に合う医療機関へ通院しましょう。
女性と男性では、検査できる医療機関が異なり、男性の場合は泌尿器科で検査可能です。
膣やおりものに症状がある場合は婦人科、のどに症状がある場合は耳鼻咽喉科、皮膚に異常があれば皮膚科で性病検査を受けましょう。
上記はそれぞれの部位の専門家であり、性病を専門としているわけではありません。しかし、症状が気になり、不安を感じている方は、部位ごとの専門家でまずは診察を受けましょう。
性病検査を受けたほうがいい理由
性病検査を受けたほうがいい理由は、性病感染症拡大の防止と、性感染症の悪化防止です。
性感染症は、潜伏期間により症状がすぐに出なくことがあり、初期症状では異変を感じないケースもあります。そのため、発見するのが遅れて気づいた頃には悪化していた、また感染拡大していたということも考えられます。
また、性病を放置してしまうと非常に危険で、気づかない間にパートナーに感染させてしまい互いにつらい思いをすることになるでしょう。
大切なパートナーを守るためにも、性病検査を定期的に受けることは重要です。
自分のためだけでなくパートナーのためにも、必ず性病検査を受けるようにしましょう。
性感染症の検査方法
性感染症の検査方法は、男女により異なるだけでなく、性病の種類や感染部位により大きく変化します。
以下では、代表的な性感染症の検査方法について解説します。
クラミジア・淋菌
女性の場合、腟分泌液または膣の内側の粘膜を擦って分泌物を採取して検査します。
一方、男性の場合は尿により検査可能です。
また、クラミジアや淋病が肛門に感染拡大している場合は、肛門周辺の分泌物を擦って検査します。クラミジアや淋菌はのどにも感染することがあるため、のどに感染している場合は男女ともにうがい液を用いて採取して検査します。
カンジタ
カンジタは、ほかの性病と比べても症状が現れやすいことが特徴です。
性器周辺に症状が出ている場合は、綿棒で感染部位の菌を採取して検査します。
しかし、性器周辺に症状がなければ、女性は腟分泌液、男性は尿を採取して検査します。
ヘルペス・尖圭コンジローマ
ヘルペスや尖圭コンジローマは、男女どちらも病変部位から細胞でウイルスや細菌を採取して検査が行われます。
症状が出ていない場合は検査ができないため要注意です。
梅毒・B型肝炎・C型肝炎・HIV感染症
梅毒やB型肝炎・C型肝炎・HIV感染症は、男女どちらも血液を採取して検査します。
HIV感染症であれば、2段階目の検査も実施されることを理解しておきましょう。
自宅でも性病検査できる検査キットがおすすめ
性病検査を受けるタイミングが合わないという方は、自宅でも利用できる性病検査キットがおすすめです。
自分で検査できる検査キットですが、具体的にどのように利用するか、またどのような種類があるのかわからない方もいるでしょう。
以下では、4種類の検査キットの使い方について解説します。
血液採取キットのやり方
血液採取キットは、HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎を検査できるキットです。
採取する際は器具説明書をよく読んで指示通りに利用しましょう。
以下では、血液採取キットのおおまかな流れについて解説します。
- 手が温もってから採取する
- 先端のキャップを回して引き抜く
- 採血する部位にランセットの白い部分を当てて押し付ける
- 採血ろ紙の先端に2センチ程度染み込むように採血する
まず、血液を採取する際は、手が温もってから行ってください。血行が悪い時に採取してしまうと採血量が風速する恐れがあります。
また、ランセットは主に1回用で使い捨てのため試し打ちはできません。
指に押し付けると針が一瞬だけ出て、二度と出ないようになっています。そのため、検査できるのは一回きりのため、気をつけて採取しましょう。
腟分泌液採取キットのやり方
腟分泌液採取キットでは、クラミジア・淋菌・トリコモナス・カンジダ・ヒトパピローマウイルス・一般細菌を検査できます。
大まかな腟分泌液採取キットの流れは以下のとおりです。
- ワイプチャックのキャップを開けて綿棒を取り出す
- 綿棒を挿入できる姿勢を取る
- 綿棒を膣内に入れる
- 綿棒を回転させて膣内の分泌液をこすり取る
- 綿棒を抜いて元の容器に戻す
器具の蓋をあけるときは、綿棒が手などに触れないように気をつけてください。手に触れてしまうと正しい結果が出ない恐れもあるため要注意です。
尿採取キットのやり方
尿採取キットでは、クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマが検査できます。
尿採取キットのやり方は以下のとりです。
- 採取用コップの中に尿を採取する
- 採取用コップの尿を尿スピッツに入れる
- 尿スピッツのキャップを閉める
尿採取キットを利用する際は、容器から尿がもれないようにキャップをしっかり閉めてください。
うがい液採取キットのやり方
うがい液採取キットでは、クラミジア・淋菌の喉感染を検査できます。
うがい液採取キットの使い方の流れは以下のとおりです。
- 採取用コップを組み立てる
- うがい用ボトルの3分の1〜半分ほど口に含みます。
- 顔を上に向けてガラガラとうがいして採取用コップに吐き出す
- 吐き出したうがい液をスピッツに移し替えてふたを閉める
うがい液採取キットを利用する際は、採取前の食事やうがい、歯磨き、ガムなどは避けてください。
性病検査を受けるタイミング
性病検査は、種類により検査に最適なタイミングがあります。
適切なタイミングで性病検査を受けると、より正確な性病検査の結果が出て、万が一陽性反応が出た際は、スムーズに治療可能です。
以下では、性病の種類ごとの適切なタイミングについて解説します。
性器検査
男性は主に尿検査で性器検査をして、女性は主に膣内の分泌液を採取して検査します。
性器検査では、主に以下の性病を検査可能です。
- 淋菌
- トリコモナス
- カンジダ
- 一般細菌
- 尿道炎
- クラミジア
- マイコプラズマ
- ウレアプラズマ
痛みが少ない検査のため、痛みが不安という方にもおすすめです。
性器検査ができるタイミングは、感染する機会がある行為から1週間以上が経過してからです。
喉の検査
喉の検査は、主にうがい液を使った検査が行われます。
うがい検査は、専用のうがい液を使って10〜20秒間うがいして、吐き出したうがい薬を検査します。
また、うがい検査以外にも、喉の粘膜を綿棒で擦って採取する方法があります。
のどへの感染は主にオーラルセックスが原因です。のど検査をすることで、以下の性病を検査できます。
- クラミジア
- 淋菌
- ウレアプラズマ
- マイコプラズマ
喉の検査ができるタイミングは、感染する機会から1週間以上経過してからです。
皮膚検査
皮膚検査は、陰部の皮膚か発生した分泌液を採取して検査する方法です。
綿棒を使用して分泌液を採取するため、痛みや負担も少ないでしょう。
皮膚検査すると、以下の性病を検査できます。
- カンジダ
- 性器ヘルペス
- トリコモナス
検査するタイミングは、感染する機会から24時間経過してからです。
血液検査
血液検査は、必要な血液を肘の内側の静脈から採取する方法です。人により血管が出にくい場合もあるため、血液が出にくい場合は足や手の甲で採取しましょう。
性病検査では、健康診断などで採取する場合よりも少ない血液で問題ありません。
そのため、細い針が使用されることから痛みも少なく検査可能です。
血液検査では以下の性病を検査できます。
- HIV
- 梅毒
- B型肝炎
- C型肝炎
検査できるタイミングは、感染する機会から1ヶ月以上を経過してからです。また、症状により8ヶ月以上経過しなければいけないケースも有るため、医師に相談しましょう。
視診
視診は、幹部を直接見て診察する検査方法です。視診は痛みもなく、短時間で検査が終わります。
視診では以下の性病を検査できます。
- 性器ヘルペス
- 尖圭コンジローマ
- 毛じらみ
視診による検査は、検査すべきタイミングはありません。しかし、視診による検査は、基本的に症状やできものがある場合のみに行われます。
目で見て判断できない場合は、ほかの検査方法を利用しましょう。
女性の性病検査ができるおすすめのクリニック2選
女性の性病検査を受けたいけれど、数あるクリニックで自分に合うクリニックを探すのが難しいと感じている方もいるでしょう。
女性の性病検査ができるおすすめのクリニックは「クリニックフォア」と「プライベートケアクリニック」です。
クリニックフォアとプライベートケアクリニックは、いずれもオンライン診療と対面診療に対応しておりあらゆる方におすすめのクリニックです。
以下では、各クリニックの特徴や検査にかかる費用、性病検査までの流れについて解説します。
クリニックフォア
女性の性病検査におすすめのクリニックは「クリニックフォア」です。
クリニックフォアでは、対面診療だけでなくオンライン診療も実施されており、仕事で受診する時間がないという方も自宅や職場から場所を選ばず受診できます。
しかし、クリニックフォアで性病検査を受ける際にどれほどの費用が必要なのか気になる方もいるでしょう。
以下では、クリニックフォアの特徴や費用、性病検査までの流れについて解説します。
特徴
クリニックフォアでは、対面診療とオンライン診療に対応しており、対面で医師に診療してもらいた方や場所を選ばず診察を受けたい方も利用しやすいクリニックです。
クリニックフォアのオンライン診療では、クラミジア・淋病・トリコモナス・HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎の性病を検査できます。検査キットは、最短当日発送されて、最短3日でオンライン上から結果を確認可能です。
オンライン診療は、自宅や職場でも診察を受けられて、他の人と顔を合わせることがないことから対面診療には行きづらいと感じている方におすすめです。
また、対面診療でしっかり医師による検査を受けたいとお考えの方はのためにも、クリニックフォアは対面診療が実施されています。
対面診療では、クラミジア・カンジダ・性器ヘルペス・トリコモナス・尖圭コンジローマ・マイコプラズマ・ウレアプラズマ・梅毒・淋病などの性病検査に対応しています。
通常、対面診療では保険証を提示する必要があり、匿名で検査を受けることはできません。
しかし、クリニックフォアでは、保険証の提示なしで保険利用記録に残ることもないため、安心して受診できます。
また、対面診療でもWeb上から当日予約できて、すぐにでも検査を受けられます。また、検査の結果は、スマホから確認できるため、わざわざ病院に行く必要はありません。
クリニックフォアでは治療も対面診療とオンライン診療に対応しているため、忙しい方や医師の顔を見て診察を受けたい方に「クリニックフォア」がおすすめです。
検査にかかる費用
クリニックフォアで、男性が受けられる性病検査の費用は以下のとおりです。
オンライン診療の女性のセット検査
検査名 | セットに含まれる検査項目 | 検査ができるようになる期間 | 結果までの期間 | 費用(税込) |
女性オンラインコンプリートセット | ・うがい2種類(クラミジア・淋病)
・膣3種(クラミジア・淋病・トリコモナス) ・血液4種(梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎) |
性的接触から3ヶ月以降 | ポスト投函後約3〜4日程度 | 30,000円 |
【女性】クラミジア・淋菌セット | ・うがい(クラミジア・淋病)
・膣(クラミジア・淋病) |
性的接触から24時間以降 | ポスト投函後約3〜4日程度 | 20,000円 |
【女性】膣3種セット | ・膣(クラミジア・淋菌)
・膣(トリコモナス) |
性的接触から24時間以降 | ポスト投函後約3〜4日程度 | 15,000円 |
【女性】尿3種セット | ・尿(クラミジア・淋菌)
・尿(トリコモナス) |
性的接触から24時間以降 | ポスト投函後約3〜4日程度 | 15,000円 |
【女性】血液4種セット | 血液迅速4種 | 性的接触から3ヶ月以降 | ポスト投函後約3〜4日程度 | 20,000円 |
対面診療の女性のセット検査
検査名 | セットに含まれる検査項目 | 検査ができるようになる期間 | 結果までの期間 | 費用(税込) |
女性ブライダルセット(膣) | ・うがい4種(クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ)
・膣6種(クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ/トリコモナス/カンジダ) ・血液迅速4種(梅毒/HIV/B型肝炎/C型肝炎) ・HPV(子宮頸がんウイルス) |
性的接触から3ヶ月以降 | 検査当日~7日後 | 50,000円 |
女性ブライダルセット(尿) | ・うがい4種(クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ)
・膣6種(クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ/トリコモナス/カンジダ) ・血液迅速4種(梅毒/HIV/B型肝炎/C型肝炎) ・HPV(子宮頸がんウイルス) |
性的接触から3ヶ月以降 | 検査当日~7日後 | 50,000円 |
うがい4種セット | うがい4種 (クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ) |
性的接触から24時間以降 | 検査当日~5日後 | 20,000円 |
クラミジア/淋菌セット(うがい・膣) | ・うがい(クラミジア/淋病)
・膣(クラミジア/淋病) |
性的接触から24時間以降 | 検査当日~2日後 | 20,000円 |
クラミジア/淋菌セット(うがい・尿) | ・うがい(クラミジア/淋病)
・尿(クラミジア/淋病) |
性的接触から24時間以降 | 検査当日~2日後 | 20,000円 |
マイコプラズマ/ウレアプラズマセット(うがい・膣) | ・うがい(マイコプラズマ/ウレアプラズマ)
・膣(マイコプラズマ/ウレアプラズマ) |
性的接触から24時間以降 | 検査2日~5日後 | 30,000円 |
マイコプラズマ/ウレアプラズマセット(うがい・尿) | ・うがい(マイコプラズマ/ウレアプラズマ)
・尿(マイコプラズマ/ウレアプラズマ) |
性的接触から24時間以降 | 検査2日~5日後 | 30,000円 |
膣4種セット | 膣4種 (クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ) |
性的接触から24時間以降 | 検査当日~5日後 | 20,000円 |
尿4種セット | 尿4種 (クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ) |
性的接触から24時間以降 | 検査当日~5日後 | 20,000円 |
膣6種セット | 膣6種(クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ/トリコモナス/カンジダ) | 性的接触から24時間以降 | 検査当日~7日後 | 30,000円 |
尿6種セット | 尿6種(クラミジア/淋病/マイコプラズマ/ウレアプラズマ/トリコモナス/カンジダ) | 性的接触から24時間以降 | 検査当日~7日後 | 30,000円 |
血液迅速4種セット | 血液迅速4種 (梅毒・HIV・B型肝炎・C型肝炎) |
性的接触から3ヶ月以降 | 検査当日~2日後 | 20,000円 |
対面診療の女性の個別検査
検査名 | 検査項目 | 検査できる期間 | 結果までの期間 | 費用(税込) |
クラミジア | 尿検査/うがい/膣 | 性的接触から24時間以降 | 検査当日~2日 | 8,000円 |
淋菌 | 尿検査/うがい/膣 | 性的接触から24時間以降 | 検査当日~2日 | 8,000円 |
マイコプラズマ/ウレアプラズマ
|
尿検査/うがい/膣 | 性的接触から24時間以降 | 2日~5日 | 16,000円 |
トリコモナス | 尿検査/膣 | 性的接触から24時間以降 | 検査当日~2日後 | 8,000円 |
梅毒 | 迅速(血液)/精密(血液) | 迅速(血液):性的接触から2ヶ月以降
精密(血液):性的接触から4週間以降 |
迅速(血液):検査当日~2日後
精密(血液):2日~5日 |
8,000円 |
B型肝炎 | 迅速(血液)/
精密(血液)
|
迅速(血液):性的接触から2ヶ月以降
精密(血液):性的接触から35日以降 |
迅速(血液):検査当日~2日後
精密(血液):2日~5日 |
迅速(血液):8,000円
精密(血液):10,000円
|
C型肝炎
|
迅速(血液)/精密(血液) | 迅速(血液):性的接触から3ヶ月以降
精密(血液):性的接触から24日以降 |
迅速(血液):検査当日~2日後
精密(血液):2日~5日 |
迅速(血液):8,000円 精密(血液):10,000円 |
HIV
|
迅速(血液)/精密(血液) | 迅速(血液):性的接触から4週間以降
精密(血液):性的接触から13日以降 |
迅速(血液):検査当日~2日後
精密(血液):2日~5日 |
迅速(血液):8,000円 精密(血液):18,000円 |
カンジダ
|
尿検査 | 性的接触から24時間以降 | 7日 | 8,000円 |
性器ヘルペス
|
迅速(患部ぬぐい) | 視診/検体を採取 | 検査後約10分 | 8,000円 |
HPV
|
子宮出口付近の分泌液を採取 | いつでも検査可能 | 検査当日〜2日後 | 8,000円 |
性病検査を受けるまでの流れ
クリニックフォアの検査までの流れは、オンライン診療と対面診療により異なります。
以下では、オンライン診療と対面診療での性病検査の流れについて解説します。
オンライン診療の場合
オンライン診療の検査までの流れは以下のとおりです。
- 検査キットを申し込む
- 自宅で検査して返送する
- 結果をマイページから確認する
まずは、必要な検査キットを申し込み、手元に検査キットが届くのを待ちましょう。
検査キットは最短翌日届けられ、お届けの際は中身がわからないように、ご依頼主を「お届け先と同上」として、品物名は「お品物」として届けられます。梱包はプライバシーに配慮されています。
そのため、第三者に性病検査を知られる心配はありません。
検体採取方法が記載されている説明書が同封されているため、よく確認したうえで検査して返送しましょう。ポスト投函から3日程度で結果が出て、マイページから結果を確認できます。
万が一、結果が陽性だった場合は、オンライン上からでも治療を開始させましょう。
対面診療の場合
対面診療の性病検査を受ける流れは以下のとおりです。
- Webで予約して事前問診を受ける
- 来院する
- 事前問診の内容を確認する
- 院内で検査を実施する
- お会計する
- 自宅で結果を確認する
まずは、Web上から診療予約して事前問診に回答しましょう。
事前問診は基本情報や症状などの簡単な質問に回答すると、当日診察がスムーズに進みます。性病検査のみをご希望の場合は、匿名での予約も可能です。
予約日時になれば、来院して受付で名前や検査コードを伝えましょう。
その後、事前問診票の内容を確認して、医師の診察なしで検査が実施されます。医師による診察がないのは不安と感じる方は、オプションで別途3,850円(税込)で診察可能です。
尿・膣ぬぐいの検査の場合、キットを使用して院内のお手洗いで採取して提出します。血液検査やうがい検査の場合は、診察室で行います。
検査が終われば、お会計を済ませて帰宅する流れです。結果は、インターネット上から確認できるため再来院は不要です。
プライベートケアクリニック
プライベートケアクリニックは、東京に東京院と新宿院の2院が展開されている性感染症内科です。
駅から5分程度で通える駅近で、対面診療だけでなくオンライン診療にも対応しています。
東京で性病検査したいとお考えの方に特におすすめのクリニックですが、具体的にはどのような特徴があり、検査の費用はどれくらいなのでしょうか?
以下では、プライベートケアクリニックの特徴や費用、検査までの流れについて解説します。
特徴
プライベートケアクニリックでは、男性・女性・LGBTの方・パートナー同士での性病検査に対応していることが特徴です。
クリニック内は、プライバシーに配慮して個別のブースで待機できます。そのため、他の人と顔を合わせることなく、待ち時間を過ごせるでしょう。
また、プライベートケアクリニックでは、クリニックフォア同様、オンライン診療と対面診療どちらも実施されています。
オンライン診療では、医師と専門スタッフのみが対応するため、他の患者様と顔を合わせなくても診察が受けられます。
予約すれば待ち時間なしで、診療時間も5〜10分程度で検査キットを配送してもらえるため性病検査を受けるハードルも低いでしょう。
プライベートケアクリニックで実施されている性病検査は、クラミジア・淋菌・梅毒・HIV・B型肝炎・A型肝炎・尖圭コンジローマなどです。
対面診療とオンライン診療どちらでも受けられるため、都内で性病検査をご検討している方には「プライベートケアクリニック」がおすすめでしょう。
検査にかかる費用
セット検査(女性)
検査名 | 検査項目 | 検査できる期間 | 結果までの期間 | 費用(税込) |
フルチェック(クラミジア・淋菌・HIV・梅毒・B型肝炎 | 男性:尿、血液、うがい液 女性:腟ぬぐい液、血液、うがい液 |
性的接触から2ヶ月後 | 2~3日後 | 19,800円 |
トータルチェック(クラミジア、淋菌、クラミジア、淋菌) | 男性:尿、うがい液 女性:腟ぬぐい液、うがい液 |
性的接触からすぐ | 2~3日後 | 14,300円 |
ベーシック チェック(クラミジア、淋菌)
|
男性:尿 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 2~3日後 | 7,700円 |
ベーシック のどチェック(クラミジア・淋菌) | うがい液 | 性的接触から24時間以降 | 2~3日後 | 7,700円 |
レディースおりものチェック | 膣ぬぐい液 | 性的接触からすぐ | 2~3日後 | 10,450円 |
パーフェクトチェック(女性用)(クラミジア・淋菌・マイコプラズマ・ウレアプラズマ・トリコモナス・カンジダ・一般細菌・HIV・梅毒・B型肝炎・C型肝炎<視診:性器ヘルペス・尖圭コンジローマ>) | 膣ぬぐい、うがい液、血液 | 性的接触から3ヶ月以降 | 2〜7日後 | 38,500円 |
ベーシック 血液チェック(HIV、梅毒、B型肝炎) | 血液 | 性的接触から2ヶ月以降 | 2~3日後 |
9,900円
|
ベーシック 肛門チェック(クラミジア・淋菌) | 肛門ぬぐい液 | 性的接触からすぐ | 2~3日後 |
7,700円 |
コンビ チェック(クラミジア、淋菌、HIV、梅毒、B型肝炎) | 男性:尿、血液 女性:腟ぬぐい液、血液 |
性的接触から2ヶ月以降 | 2~3日後 |
15,400円 |
クラミジア | 男性:尿、うがい液 女性:腟ぬぐい液、うがい液 |
性的接触からすぐ | 2~3日後 | 7,700円 |
淋菌 | 男性:尿、うがい液 女性:腟ぬぐい液、うがい液 |
性的接触からすぐ | 2~3日後 | 7,700円 |
マイコ・ウレア | 男性:尿 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 5~7日後 | 7,700円 |
マイコ・ウレア(喉) | うがい液 | 性的接触からすぐ | 5~7日後 | 7,700円 |
即日検査(女性)
検査名 | 検査項目 | 検査できる期間 | 結果までの期間 | 費用(税込) |
即日検査 クラミジア | 男性:尿 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 約1時間 | 7,700円 |
即日検査 HIV | 血液 | 性的接触から2ヶ月以降 | 約30分 | 5,500円 |
即日検査 梅毒 | 血液 | 性的接触から6週間以降(感染歴があれば受けられない) | 約30分 | 5,500円 |
即日検査 B型肝炎 | 血液 | 性的接触から2ヶ月以降 | 約30分 | 5,500円 |
即日検査 C型肝炎 | 血液 | 性的接触から3ヶ月以降 | 約30分 | 5,500円 |
即日検査 血液セット(HIV、梅毒、B型肝炎、C型肝炎) | 血液 | 性的接触から3ヶ月以降 | 約30分 |
17,600円
|
即日検査 クラミジア(のど) | 咽頭ぬぐい液 | 性的接触からすぐ | 約1時間 |
7,700円
|
即日検査 淋菌(性器) | 男性:尿 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 約1時間 |
7,700円
|
即日検査 淋菌(のど) | 咽頭ぬぐい液 | 性的接触からすぐ | 約1時間 |
7,700円
|
即日検査 アデノウイルス | 男性:尿道擦過物 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 約30分 |
7,700円
|
通常検査
検査名 | 検査項目 | 検査できる期間 | 結果までの期間 | 費用(税込) |
できもの診察(視診)(梅毒、性器ヘルペス、尖圭コンジローマ、ケジラミ、性器伝染性軟属種(ミズイボ)、疥癬) | 視診 | 性器や身体の皮膚にできもの・湿疹などの症状が出ている方が対象 | その場ですぐ | – |
HIV NAT検査 | 血液 | 性的接触から2週間以降 | 5~7日後 | 13,200円 |
HIV検査 | 血液 | 性的接触から2ヶ月以降 | 2~3日後 | 4,400円 |
梅毒検査 | 血液 | 性的接触から2ヶ月以降 | 2~3日後 | 4,400円 |
B型肝炎検査 | 血液 | 性的接触から3ヶ月以降 | 2~3日後 | 4,400円 |
B型肝炎(HBV-DNA定量) | 血液 | 性的接触から5週間以降 | 5~7日後 |
11,000円
|
C型肝炎検査 | 血液 | 性的接触から3ヶ月以降 | 2~3日後 |
4,400円
|
C型肝炎(HCV-RNA定量) | 血液 | 性的接触から3週間以降 | 5~7日後 |
11,000円
|
クラミジア検査(性器) | 男性:尿 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 2~3日後 |
4,400円
|
クラミジア検査(のど) | うがい液 | 性的接触からすぐ | 2~3日後 |
4,400円
|
淋菌検査(性器) | 男性:尿 女性:腟ぬぐい液 |
性的接触からすぐ | 2~3日後 |
4,400円
|
淋菌検査(のど) | うがい液 | 性的接触からすぐ | 2~3日後 |
4,400円
|
A型肝炎検査 | 血液 | 性的接触から3ヶ月以降 | 2~3日後 |
4,400円
|
赤痢アメーバ検査 | 便 | 症状が出てから | 2~3日後 |
4,400円
|
性病検査を受けるまでの流れ
プライベートケアクリニックの検査までの流れは、オンライン診療と対面診療で異なります。
以下では、オンライン診療と対面診療での検査の流れについて解説します。
オンライン診療の場合
プライベートケアクリニックで、オンライン診療を受ける際の流れは以下のとおりです。
- アカウントを登録する
- 診療予約する
- ビデオ通話で診察を受ける
- 検査キットが届く
まずは、プライベートケアクリニックで、新しくアカウントを登録しなければいけません。
登録内容は氏名・Eメールアドレス・電話番号・パスワードです。また、初回利用の際は名前・住所・クレジットカード番号が必要です。
クレジットカードをお持ちでない場合、VISAプリペイドカードでも決済できます。
情報の登録を終えたら、予約フォームから日時を指定して予してください。また、問診票に症状を記載すれば予約完了です。
予約した日時になれば、医師からビデオ通話がかかってきて診療が始まります。問診票を基に診察が開始し、適切な検査キットが配送されます。
検査キットが届けば、早速検査をして返送しましょう。
対面診療の場合
プライベートケアクリニックで、対面診療で性病検査を受ける際の流れは以下のとおりです。
- 受付で要件を伝える
- 検査物を採取する
- お会計する
- 後日検査結果をWebで確認する
まずは、プラベートケアクリニックで検査のみ、または医師による診察を受けるかどうかを受付で伝えましょう。
受付では、患者様の状況に合わせて適切に案内してもらえます。また、受付で話しづらい話であれば、個室の待合室でお話しすることも可能です。
性病検査する場合、検査物を採取します。準備ができたら、患者様のお名前ではなく受付番号で呼ばれ、採取室まで案内してもらえます。
プライベートに配慮して案内されることから、居心地良くクリニックを利用できるでしょう。
血液検査の場合は、看護師または臨床検査技師により採取され、性器や喉の検査はご自身で採取可能です。
採取が完了すれば、採取物を提出してお会計が行われます。検査結果は2〜3日後にWebから確認できます。自宅に結果が送られることはないため安心です。
性病を予防するには
性病は、性別や年齢に関係なく、感染する機会があれば誰でもかかる可能性がある病気です。
性病は感染しても初期症状であれば症状が現れないこともあり、知らないうちに感染拡大させたり、症状が悪化したりする恐れがあります。
また、気づかずに放置していると症状が悪化するだけでなく、最悪の場合、死に至る可能性も考えられます。
性病に感染しないためにも予防することが大切です。以下では、性病感染の予防方法について解説します。
性行為しない
性病に感染しないためには、性行為しないことが大切です。性病に感染する人の多くは、不特定多数の相手との性行為が原因です。
現実的ではない方法ですが、そもそも性病に感染しないためには性行為しないことが重要です。
うがいを徹底する
性病は性器周辺だけでなく、喉へ感染する恐れがあります。
性病を含む病原菌が口腔内にある場合は、うがいすることで大半が洗い流すことが可能です。
うがい薬を利用するとより効果が高くなると考えてしまいがちですが、うがい薬には口腔内にある必要な菌まで殺菌してしまうことがあり、抵抗力がなくなり逆効果になり得ます。
避妊する
性行為をする際は、コンドームなどの避妊具を使うことが性病予防に効果的です。
コンドームは、避妊だけでなく性病の感染予防にもつながります。膣性行為のときだけでなく、口腔性交、肛門性交のときも必ず使用しましょう。
お互いを性病から守るためにも、避妊具を利用することが大切です。
まとめ
本記事では、女性の性病検査について解説しました。
女性の性病検査は、保健所や病院で実施されており、病院の場合は性感染症内科や婦人科で検査します。また、近年では病院に足を運ばなくても検査できる、性病検査キットがあります。
オンライン診療に対応しているクリニックであれば、自宅から検査を受けてネット上で結果の確認が可能です。
しかし、検査方法を誤ってしまうと正確な検査結果が現れないため、検査キットを利用する際は必ず事前に説明書を確認しておきましょう。
自分のためだけでなく、相手を性感染症から守るためにも、定期的な性病検査を受けて感染拡大防止に努めましょう。
また、女性の性病検査が受けられるおすすめのクリニックは「クリニックフォア」と「プライベートケアクリニック」です。どちらのクリニックも対面診療とオンライン診療に対応しているため、自身の都合に合わせて検査が受けられます。
今まで性病検査を受けたことがない、これから性病検査を受けるようにしたいとお考えの方は、ぜひ受診してみてください。
コメント